05.9.2 筑波実験植物園


ヒトモトススキ (一本薄)

 

 

別名 シシキリガヤ

カヤツリグサ科ヒトモトススキ属

学名  Cladium chinense

原産地 本州(関東地方・能登半島以西)〜沖縄、朝鮮南部、中国、マレーシア

    オーストラリア

多年草


 海岸近くに生える大型の多年草。 ススキに似るが、イネ科ではなく、

カヤツリグサ科に属する。 あわ粒が多くついたような小穂を多数つける。

ヒトモトススキは漢字で「一本薄」と書き、株元から多数の葉を出すことから

名付けられたという。 別名のシシキリガヤ(猪切茅)は、葉にトゲが多く、

イノシシさえも切ってしまうという意味らしい。