06.2.28 小石川植物園
フキ (蕗)
キク科フキ属
学名 Petasites japonicus
原産地 本州(岩手県水沢付近以南)〜沖縄、朝鮮、中国
多年草
山地に生育するが栽培されたものが人里でも多く見られるキク科の多年草。
春早い時期に写真のような状態で、葉に先駆けてつぼみを出してくる。
その状態を「ふきのとう」と言い、少し苦味のある春の山菜として親しまれて
いる。花が咲いていくのに合わせ、円形をした葉を出していく。春の姿とは
かけ離れた、かなり大型の地上部をもつ。この葉の葉柄も食用になる。
雌雄異株で、オスとメスがあるのも特徴である。通常栽培されるのはアキタブキ
のほうで、より大型になる変種である。