12.5.16 神奈川県立フラワーセンター


イモカタバミ (芋酢漿草)

     

     

 

別名 フシネハナカタバミ

カタバミ科カタバミ属 

学名 Oxalis articulata

原産地 南アメリカ

多年草


 日本へは観賞用に導入されたが、今や庭や植物の栽培地へ逃げ出して帰化している植物。

同定されたのは1967年の鹿児島でのことだという。

地下に芋状の塊茎があるので、イモカタバミの名がある。

よく似た花にムラサキカタバミ(corymbosa)があり、いっしょの場所に生えていることも多い。

見分けかたは、花の中心を見ればわかる。写真のように花の中心が濃い色なのがイモカタバミ。

中心が緑がかっているのがムラサキカタバミ。だからイモカタバミのほうが若干鮮やかに見える。

今や日本全国に帰化して雑草化しているが、それほど憎まれないのはこの花の美しさによるだろう。