08.07.01 皇居東御苑

16.05.04 小石川植物園


ムラサキカタバミ (紫酢漿草)

     

     

別名 キキョウカタバミ

カタバミ科カタバミ属 

学名 Oxalis corymbosa

原産地 南アメリカ

多年草


 南アメリカ原産の多年草で、地下に多数の鱗片からなる鱗茎をもつ。

観賞目的で導入されたようだが、今や全国的に見られる帰化植物となっている。

花が美しいので庭の雑草としてはうるさがれないが、放置するとなかなか

やっかいなものになる。鱗茎は小さな鱗片の固まりだが、これを掘り上げたり

するとすぐにばらばらに散らばってしまう。耕す行為で逆に増えてしまうのである。

近縁のイモカタバミと似ているが、花の中心が緑色にぬけているのが本種である。

下の写真は小石川植物園で群生していたもので、花色が白色の珍しい種である。