15.06.24 筑波実験植物園


イシモチソウ (石持草)

     

 

モウセンゴケ科モウセンゴケ属 

学名 Drosera peltata var. nipponica

原産地 本州(関東以西)〜九州、沖縄(西表島)、朝鮮、中国、台湾

多年草


 湿地に生える食虫植物の一種。通常のモウセンゴケが根出葉だけなのに対し、立ち上がる茎 に

食虫葉をつけるのが特徴的である。地下に塊茎がある。ちなみに絶滅危惧種の1つで保護して

いきたい植物である。 和名の石持草は、この株を抜いたときに、小石が葉にくっついて持

ち上がったのを見てつけられたという。名前は知られているが、展示会などでもあまり見かけない

珍しい植物である。