17.05.10 小石川植物園
カルミア
ツツジ科カルミア属
学名 Kalmia latifolia
原産地 北アメリカ
常緑高木
現地では常緑の高木になるらしいが、日本では低木である。五角形の花は日本には無いユニークさで、
一度見るとたいていの人は記憶に残るようである。蕾もまるでこんぺいとうのようで面白い。
花が開くと、この角の部分に雄しべの先がはまった状態になっているのがわかる。この雄しべをちょっと刺激すると、
その先がはずれ、内側に向かって勢いよく跳ね返る。たぶん、ハチなどが花に潜り込もうとするとこの機構が
働くのだろう。花つきがよく、花時は見事な満開になるので、庭木にも人気であるが、それほどまだ街中で
みかけない。葉などにアセビと同じ成分を含み、有毒であるせいか、病虫害は少ないようだ。