10.9.5 北大植物園
キジカクシ
キジカクシ科(クサスギカズラ科)キジカクシ属
学名 Asparagus schoberioides
原産地 北海道〜九州、朝鮮・中国・樺太・ダフリア・ウスリー・シベリア東部
多年草
山地に自生する多年草。草丈は50〜1mほどになり、茎は
盛んに分枝する。細かい松葉のように見えるのは葉ではなく、
葉のように茎が変化した葉状茎と呼ばれるものである。雌雄異株。
花は緑色で小さく目立たないが、雌株には花後赤い果実がつく。
観賞用または食用に栽培されるアスパラガスに近縁の植物である。
以前はユリ科に属していたが、新しいAPG分類でキジカクシ科に
分けられた。