08.9.10 筑波実験植物園


コミカンソウ

 

 

 

コミカンソウ科コミカンソウ属

学名  Phyllanthus urinaria

原産地 セイロン島

一年草


 セイロン島原産とも、在来種とも言われている路傍などに生える

一年草。いずれにしても古い時代に日本に渡来したのではないかと

思われる。現在では全世界の熱帯地域に分布しており、日本では

本州から沖縄にかけての広い地域に帰化している。

コミカンソウの名は、花後になる果実を小さなミカンに見立ててのこと

であるという。日当たりの良い路傍などに生えるが、東京では

近縁のナガエコミカンソウのほうをよく見かけるように思える。