16.04.07 京都府立植物園


コウトウシラン

   


ラン科スパソグロティス属 

学名 Spathoglottis plicata

原産地 マレー半島〜南西諸島、太平洋諸島

多年草


 熱帯の日当たりの良い草地に生育するランの一種。 

丈夫な性質で、現在はハワイなど熱帯地方に広く帰化しているという。

シランと名がついているが、日本のシランとは別属。しかし丈夫で日当たりを好む性質と葉の形状が、

シランによく似ている。花は中輪の桃色で美しい。まだ日本では一部のラン愛好家にしか

栽培されていないようだが、広く普及して欲しい花の1つである。