03.6.27 小石川植物園

06.8.1 大阪 鶴見緑地


メタセコイア  

  

       

別名 アケボノスギ

ヒノキ科(スギ科)メタセコイア属 

学名 Metasequoia glyptostroboides

原産地 中国 

落葉高木


化石で先に発見され、生きている実物が1945年に中国の四川省で見つかった

ことで「生きた化石」として有名になった。

日本に導入されてからは、教材として珍重されたが、土質を選ばずよく育ち、

全体がきれいな円錐形になるので、公園木などに好んで用いられている。

メタセコイアという学名が定着してしまったが、昭和天皇が名付けたという

アケボノスギという別名もある。

落葉性の針葉樹というのも珍しく、秋には褐色に紅葉する。

同じような葉で北米産のラクウショウによく似るが、ラクウショウの葉が互生

なのに対し、メタセコイアは対生なので見分けがつく。

全体の樹形や、ラクウショウに特徴的な気根を生やすことでも違いがわかる。

材木として利用が検討されたが、それはならなかったようだ。