山野に野生化しているのも見かけるが、もともとは中国から

輸入された栽培植物である。通常、ヤマイモとして生産されているのは

本種である。根部は普通は円柱状になるが、平たくイチョウの葉のように

拡がるイチョウイモや、球形状になるツクネイモなどの品種がある。　

　山野に自生するヤマノイモはジネンジョ（自然薯）として区別されるが、

姿はよく似ている。違いは、本種のほうが葉の幅が広く、耳状に貼り出すのが

特徴である。

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