08.1.16 小石川植物園

10.7.21 北大植物園


ナンバンアカアズキ

 

 

マメ科ナンバンアカアズキ属

学名  Adenanthera pavonina

原産地 熱帯アジア

常緑高木


 熱帯アジア原産のマメ科の樹木。葉は楕円形の小葉をもつ羽状複葉に

なっている。エンドウ豆に似た深紅色の種子を利用し、そのために

東南アジア、中国南部、マレーシア、アフリカなどの熱帯地域で栽培

される。種子はネックレスなどの装飾品にされるが、重さが安定している

ため宝石などの重さを計るために利用された。同じくマメ科のイナゴマメ

と同様の利用法である。心材からは赤い染料がとれる。インドの女性が

宗教的な意味で、額に赤い点(ビンディ)をいれるが、その染料は本種から

とったという。しかし最近ではファッション性が重視され、様々なシールが

使われているという。