15.11.18 京都府立植物園


ニガカシュウ (苦何首烏)

  

  


ヤマノイモ科ヤマノイモ属 

学名  Dioscorea bulbifera

原産地 本州(関東以西)〜沖縄、朝鮮半島・中国南部・東南アジア・インド

つる性多年草

 本州の関東以西から沖縄にかけての暖地に生育するつる性の多年草。

名前の何首烏(かしゅう)は「ツルドクダミ」のことで、葉の様子が似ている

ことからつけられているという。地下に扁球状の塊根があり、細長い

ヤマノイモとは違いがある。葉腋にもむかごがつくが、このむかごも塊根も

苦味があるという。この品種の「カシュウイモ」はむかごが巨大になり、

苦味もないことから「エアポテト」の名で栽培されている。