07.11.8 武蔵丘陵森林公園
ニンジン (人参)
別名 キャロット
セリ科ニンジン属
学名 Daucus carota
原産地 アフガニスタン
一年草
野生のノラニンジンから改良されたとされる有名な根菜である。
アフガニスタンで栽培が開始されたと言われ、そこから東方へ伝わったのが
アジア型、西方のヨーロッパに伝わったのがヨーロッパ型と言われる型に
なっている。日本へは当初アジア型が伝わったが、その後伝わったヨーロッパ型
が現在の主流のものになっている。現在アジア型として残っているのは
京野菜の「金時」と呼ばれる品種ぐらいになっている。
βカロチンを豊富に含む健康野菜として知られるが、子供が嫌いな野菜の
1つとしても知られている。カレーやシチューの具材に使われるが、最近は
野菜ジュースの材料としても使われることが多いようだ。
ニンジンの名前は、日本に伝わった当初、ウコギ科の薬用植物であるチョウセンニンジン
に似ていたからだと言われている。