10.5.16 北大植物園


オオバナノエンレイソウ

     

 

シュロソウ科(ユリ科)エンレイソウ属 

学名 Trillium kamtschaticum

原産地 北海道、本州北部、千島、樺太、朝鮮、中国東北部、ウスリー、カムチャッカ、シベリア東部

多年草


日本では主に北海道で見られる、大きな白い花が美しいエンレイソウの仲間。

北海道では明るい林床に見事な群生をしていて、見る人の心を奪う。

最近、八重咲きが山野草として出ているが、東京などでは夏越しが難しいだろう。

なお、近年提唱されたAPG分類体系により、ユリ科が大幅に見直され、本種を

含むエンレイソウ属もユリ科から離れ、新たにシュロソウ科に入ることとなった。