05.9.2 筑波実験植物園
ファレノプシス・アマビリス
ラン科ファレノプシス属
学名 Phalaenopsis amabilis
原産地 オーストラリア北部、ニューギニア島、インドネシア、フィリピン、台湾
多年草
コチョウランとして今や鉢物の定番となりつつあるランの原種の1つ。
豪華な鉢物として贈答などに人気が高いコチョウランだが、最近は栽培技術の
進歩などによって大量に出回るようになり、一時期のような高嶺の花ではなくなり
つつあるが、高級鉢物としてもてはやされていることには変わりがない。
本種はそのもっとも基本的な原種で、花の形から見てもコチョウランの典型を
つくっている種である。 1752年にジャワ島で発見され、最近爆発的に品種改良が
されている。 古くから交配が進んでいるので、現在では純粋な原種の系統を
探すのは困難だと言われている。