08.4.21 京都府立植物園


ラナンキュラス

 

 

別名 ハナキンポウゲ

キンポウゲ科キンポウゲ属

学名  Ranunculus asiaticus

原産地 ヨーロッパ南東部〜地中海沿岸

多年草


 ヨーロッパから地中海沿岸地域にかけてが原産の球根植物。

日本では球根を秋に植えて春に楽しむ花である。球根はちいさく、

多数の膨らんだ根がついているような独特の形態で、そのまま

植えたのでは腐りやすく、いったん水で膨らませてから植えると

良いという。ラナンキュラスの名は日本でもウマノアシガタなどが

自生するキンポウゲ科の一属の総称だが、日本では本種に通常に

名づけられている。野生種は5枚の花弁しかない一重咲きのもので

日本で栽培されているのは全て園芸種である。花弁の重なりが多い

のが特徴で、立体的な花形となる。花径も徐々に大きくなりボタン

を連想させるようなものもある。