ヨーロッパからアジア地域に広く自生するナデシコ科の一年草。

日本ヘはすでに江戸時代に渡来しており、薬用植物として栽培されて

いたという。道灌山の薬草園で育てられていたことから「道灌草」の

和名がある。白色から深紅色の幅広い花色の小花を集散状に咲かせる

ことから現在は観賞用として栽培される。カスミソウのように添え花

として利用されるようだ。流通現場では旧属名の「サポナリア」で

扱われていることが多いという。

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