08.01.10 神代植物園

15.05.06 水生植物公園みずの森


サラソウジュ (沙羅双樹)

 

 

別名 サラノキ、シャラノキ

フタバガキ科サラノキ属

学名  Shorea rubusta

原産地 インド(中部)〜ネパール、アッサム

落葉高木


 アジアの熱帯地方からヒマラヤにかけて分布するフタバガキ科の

高木で、仏教の三大聖樹の1つである。他の2つはクワ科のボダイジュ

と、マメ科のムユウジュである。仏教上の重要な樹木だが、木材として

の利用も高く、耐久性に優れた木材としてインドではチーク材に次ぐ

樹木とされているという。本種はフタバガキ科の中でもっとも高緯度に

生育するものであり、他の種より耐寒性がある。下写真は花で、香りが

高い。日本国内での開花はひじょうに珍しく、当園が唯一のものだという。