16.04.07 京都府立植物園

16.04.07 京都府立植物園


タッカルム・ウェッデリーアヌム

  

  


サトイモ科タッカルム属 

学名  Taccarum weddellianum

原産地 ボリビア・ペルー・パラグアイ・中央および西ブラジル

多年草

 主に中南米の熱帯地域に自生すると思われるサトイモ科の多年草。

葉の部分は葉柄と一枚の葉で、深く多く切れ込んでいる。高さは一メートル

ほどあり、大型と言える。花は地際に咲き、通常目立つ仏炎苞は花序を

囲むさやのようなものである。そこから直立して伸びる花序は、まるで、

ヒヤシンスエレムルスを思わせる尾状とも言えるもので、通常のサトイモ科

の肉穂花序とは形態が異なる。そこがなんとも特異的で、目を引くもので

ある。