08.5.22 大阪市立大学付属植物園
タカノツメ (鷹の爪)
別名 イモノキ
ウコギ科タカノツメ属
学名 Evodiopanax innovans
原産地 北海道〜九州
落葉高木
北海道から九州にかけての山地に自生するウコギ科の落葉高木。
高さ15メートルほどになるという。枝は灰白色をしていてもろく、
別名のイモノキはこれから来ているという。葉は通常3小葉だが、
単葉になることもあるという。花は5〜6月に咲き、淡緑色である。
タカノツメという名前は冬芽の形が鷹の爪に似ているからだという。
ちなみにタカノツメという名前はベンケイソウ科のオノマンネングサ
の別名でもあり、日本で食するトウガラシの代表的品種の名でも
使われるが、植物分類学上では本種の正式名となっている。