熱帯アメリカ原産の原種が栽培され、コロンビアのアメリカ大陸発見より

世界中に広まった作物。果実に辛味成分カプサイシンを含み、香辛料として

今や食卓に欠かせないものとなっている。日本では主に七味トウガラシなどに

して食べ物にふりかけて使われる。世界中の幅広い料理に使用され、韓国の

家庭料理のキムチにも欠かせない。日本へは江戸時代に渡来されたと言われている。

トウガラシの栽培品種には様々があり、辛味の少ないものにはシシトウなどのように

そのまま食べられるものもある。西洋野菜として知られるピーマンも分類上は

トウガラシの変種である。最近はつやのある鮮やかな色の実を観賞用に楽しむ品種も

人気がある。