17.05.22 京都府立植物園
トケイソウ (時計草)
別名 パッションフラワー
トケイソウ科トケイソウ属
学名 Passiflora caerulea
原産地 ブラジル・ペルー
常緑つる性木本
この花から時計の文字盤を連想したのは面白い発想だと思う。英名では
パッションフラワー(Passio flower)。つまりキリストの受難(パッション)の
花であるといい、十字架を連想しての名前である。見方の違いとは面白いもので
ある。南アメリカ原産のつる性の植物で、花から連想すると熱帯の花のようだが、
案外耐寒性があり、東京近辺なら越冬する。フェンスなどにはわせるとこの
エキゾチックな花を長いあいだ楽しむことが出来る。近縁にはパッションフルーツ
として知られる果樹のクダモノトケイソウがある。