05.5.31 小石川植物園


ウラジロチチコグサ (裏白父子草)

 

 

キク科ハハコグサ属

学名  Gnaphalium spicatum

原産地 南アメリカ

一年草


 最近、帰化植物として市街地でよく見かけるようになった植物。

最初、地面にべったりとついているロゼットで過ごし、その後花茎を

立ち上げて花を咲かせる。 葉の裏が白いのが特徴。 葉の先もとがって

おらず円形になる。 比較的新しく入ってきた植物のようで、1970年

ごろから見られだしたという。 現在では本州〜九州にかけて見られるよう

になった。ロゼットの状態がじめんにへばりつくようで低いため、草刈り

などに強い性質をもっている。 現在東京などではこのウラジロチチコグサと

チチコグサモドキばかり目立ち、在来のチチコグサはほとんど見られなくなった。