05.5.5 小石川植物園

08.5.9 筑波実験植物園


ワサビダイコン (山葵大根)

  

  

別名 セイヨウワサビ、ホースラディッシュ、アイヌワサビ

アブラナ科セイヨウワサビ属

学名  Armoracia rusiticana

原産地 ヨーロッパ東南部

多年草


 ヨーロッパ原産のアブラナ科の多年草で、日本ではワサビダイコン、

またはセイヨウワサビとして主にワサビの代用品として使われている。

ヨーロッパでは古来より知られたハーブで、料理には16世紀ごろから

使われだしたという。イギリスではローストビーフの重要なソースの

材料になった。根に含まれている辛味成分は日本のワサビと同じで、

現在日本では粉状にしたものを着色して「粉ワサビ」として利用されて

いる。アイヌワサビという名は、日本に入ってきた本種が北海道で、

野生化していることからついたという。