04.4.15 日光植物園

06.10.3 小石川植物園


ヒノキ (檜) 

  

  

ヒノキ科ヒノキ属 

学名 Chamaecyparis obtusa

原産地 本州(福島県以西)、四国、九州

常緑高木


 古くより最高級の建築材として日本人とともにあった植物。 各地に特産の

品種があり、大切に保存されてきている。 貴重な木であるため、江戸時代の

木曽では「木曽五木」としてサワラ、アスナロコウヤマキクロベとともに

厳しく伐採を禁じられた。

 材としてからの寿命が長く、最古の建築である奈良の法隆寺の五重の塔の材と

しても有名。 仏像の材料としても知られ、緻密な細工がしやすいということで、

主要材料となっている。 ヒノキの香り成分は抗菌作用があり、精油も様々な

用途に利用される。 スギとともに日本を代表する樹木である。