07.11.14 武蔵丘陵森林公園

14.4.20 筑波実験植物園


カブ (蕪)

 

 

別名 カブラ、スズナ、ククタチ

アブラナ科アブラナ属

学名  Brassica rapa var. rapa (= campestris var. glabra )

原産地 アフガニスタン、地中海沿岸

一年草


 地中海沿岸が原産だと思われる根菜類の1つ。日本でも奈良時代からすでに

食用に栽培されている古い歴史のある野菜である。通常は白く肥大した根部を

しているが、赤い色の「赤カブ」も有名である。現在日本には2系統があり、

中国から西日本に渡来した「アジア型」と、シベリアから東日本へ渡来した

「ヨーロッパ型」に分かれる。関ヶ原付近にその2つを分ける境界線があり、

そこを「カブラライン」というらしい。写真下が花だが、見るとナノハナ

ハクサイと変わらず、同じ系統だということがわかる。