08.5.14 小石川植物園


ケキツネノボタン

  

      

キンポウゲ科キンポウゲ属 

学名 Rununculus cantoniensis

原産地 本州〜沖縄、朝鮮南部、中国南部、台湾、インド

多年草


田んぼの縁などに生える見られる多年草。小川や田んぼがあった里山の

風景ではごくふつうに見られた野草であろうと思われるが、乾いた都会

の環境ではあまり見られない珍しい植物になった。

キツネノボタンに非常によく似ているが、茎や葉柄にあらい毛がおおく、

葉の鋸歯も深く不ぞろいである。キツネノボタンより南に生えるようで、

温帯から熱帯にかけて広く分布する。毒があるので、同じような場所に

生えるセリなどと誤って食べないようにしたい。