04.09.11 木場公園

13.11.07 咲くやこの花館

16.04.07 京都府立植物園


コールラビ                     

  

  

別名 キュウケイカンラン、クキカンラン、ソテツナ、カブカンラン

アブラナ科アブラナ属 

学名 Brassica oleracea var. gongylodes

原産地 地中海沿岸

一年草


 キャベツに近縁の野菜だが、茎が球形にふくらみ、その部分を食用にする

たいへんユニークな野菜である。中世時代に地中海北岸地帯で栽培が始まったと

され、ケールの一種から選別されたと言われている。ケールというのはキャベツ

の祖先形であるとされているので、やはりキャベツには近い植物ということになる。

日本へは明治初期に北海道に導入された。ヨーロッパでは有名な野菜だというが、

日本では現在でもあまり馴染みがない。キャベツ同様、胃腸系に効能があると

いうので、健康野菜として注目されるかもしれない。

 コールラビという名は、ドイツ語起源の英名で、コールはキャベツ、ラビはカブ

意味するという。直訳すると「カブキャベツ」となるが、なんとなくその名前の

ほうがしっくりするような気もする。