17.04.20 咲くやこの花館
07.11.27 小石川植物園
オオバナチョウセンアサガオ (大花朝鮮朝顔)
別名 キダチチョウセンアサガオ、カシワバチョウセンアサガオ、エンジェルトランペット
ナス科チョウセンアサガオ属
学名 Datura suaveolens
原産地 ブラジル
常緑低木
ブラジル原産の低木で、大きなラッパ状の白花を下向きに咲かせる。
日本へは明治ごろ観賞用として導入されたが、その後栽培されていたものが
逸出し、暖地に野生化しているものが見られる。
現在「エンジェルトランペット」などの名で流通しているのは、本種とほかの
数種を交配してできた園芸群で、花色なども様々なものが出ている。東京などでは
温暖化のため越冬するようになってきたので、栽培されているものを多く見かける
ようになった。
チョウセンアサガオと名がついているがヒルガオ科のアサガオとは類縁は無い。
薬用に使われるチョウセンアサガオとは近縁で、同じように毒があるので、
口に入れないよう注意が必要である。
図鑑では属名がBrugmansia(ブルグマンシア)となっているものも多いが、
最新の帰化植物図鑑にDatura(ダチュラ)とあったので、それに従った。