05.5.31 小石川植物園


サツキ (皐月)

別名 サツキツツジ

ツツジ科ツツジ属

学名  Rhododendron indicum

原産地 本州(関東地方西部・富山県以西)、九州(屋久島まで)

常緑低木


 川岸の岩場などに生育する常緑の低木。 古くより園芸化され、

盆栽や庭木の材料として多数の園芸品種が作られている。 

同じく園芸化されているツツジ類としばしば混同されるが、サツキもツツジ属

であり、広い意味ではツツジ類の1種類と言うことも出来る。

一般的に言うクルメツツジオオムラサキなどツツジ類とあえて分けるとすれば、

花の時期がサツキのほうがだいぶ遅いため同時期に見ることはない。 花芽も、

ツツジ類が前年にできるのに対し、サツキは今年度の枝の先につく。

日本を誇る園芸植物の一つであり、盆栽界でも独自の分野を形成するほど

人気が高い。 花の時期には全国的に観賞会が開かれる。