04.9.16 小石川植物園

07.7.24 小石川植物園


ウド (独活)                          

  

  

ウコギ科タラノキ属 

学名 Aralia cordata

原産地 北海道〜九州、千島、樺太、朝鮮、中国

多年草


 山に生える大型の多年草で、夏に大型の花序を出す。花は同じウコギ科の

ヤツデなどに似ている。若芽を山菜として食べ、独特の風味があり、畑に栽培

されることもある。同じ属の木本のタラノキも山菜として有名である。

「ウドの大木」の言葉にもなっている本種だが、これは大きな体になるが、

木材が採れる木ではなく、冬には地上部が枯れる草だということから、「体ばかり

大きくて役に立たない」というような意味に使われる。

 しかしウドは山菜としてなくてはならない山の味なので、役に立たないという

わけではないと思う。