15.11.18 京都府立植物園
ブラッシカ・オレラケア
別名 ヤセイカンラン (野生甘藍)
アブラナ科アブラナ属
学名 Brassica oleracea
原産地 ヨーロッパ西部〜地中海沿岸
二年草ヨーロッパ西部から地中海沿岸地域に自生する植物。現在のキャベツやブロッコリー、
ケールなどの原種として知られている。海岸近くの石灰岩の崖地などに生育するという。
葉の表面がロウ質で覆われており、これは海岸近くでの潮風から実を守るためと思われる。
古代より薬用として利用されていたのが、後に野菜として利用されるようになった。
葉の形や姿に様々な変異ができやすく、それが後に様々な野生と変化していく要因の一つ
であると思われる。