北米原産のモクレンの仲間で、珍しい黄色の花色をもった種で

ある。残念ながら葉が展開してから咲き始めるために、せっかくの

花が目立たないため、あまり普及していない。花もシモクレンなどと

比べて小型である。しかし珍しい花色のため、新品種の交配親として

注目されている。現地では30メートル近くの高木になるという。

余談として、日本では白い花色で有名なミズバショウの仲間で、北米産

のアメリカミズバショウも黄色の花色をしている。日本のコブシも白色

だが、北米のキモクレンは黄色ということで、この対比には何か意味が

あるのか、それともただの偶然だろうか。

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